備忘録2。
●社会学系
消費社会の起源
16C
・女王の目(評価)への同調
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階級型・競争資本主義
・ジェントル的「らしさ」、「マナー」
⇒慣習で決まっている。
・公開的な空間での評価
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操作型・産業資本主義
・マーケティングの導入(消費者の時間節約が発端)
・他人指向(リースマン)
・マスコミが作る(操作)⇒スタンダード・パッケージ
※アメリカ的とは?
⇒伝統がない
⇒「中流」であることが証明となる
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記号型・脱産業資本主義
・消費:産業かを競う営み(ボードリヤール)
・「人並み(中流)」⇒「人との違い」へと変化
・記号や商品への自由な解釈
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専門型・電子資本主義
・ニッチな分野への情報伝達が容易
・マスメディアの情報がフローかつ関心を惹きつける必要性
・単品だけでも参加可能(ネットオークションなど)
主流経済学の前提
1.市場は例外を除き均衡に向かう
2.消費者は合理的かつ本人らに動機は不明
⇒合理性に限界がある、さらに消費の意味、関係性への影響などを無視しているという批判
「距離」を感じるとき、商品の選択を行う。(ジンメル)⇒「欲望」
「関心の共同体」:ある商品について熱狂的なファンがいて、それなりの追従者がいる
⇒テーマへの評価が一員としての確認条件
『消費資本主義のゆくえ―コンビニから見た日本経済―』松原隆一郎